吹上浜のゴミでつくるファッションショー&マルシェ

 

ゴミコレ吹上浜2020

 

FUKIAGE-beach GOMIS Collection 2020

 

ゴミコレ(ゴミコレクション)とは?

 

浜辺で拾ったゴミでつくるファッションショー

 

 砂浜で拾うことができる様々なゴミ(プラスチック片、ペットボトル、漁網等)で衣装を制作し、その衣装の素材となったゴミ(素材)を拾った砂浜を舞台にして開催するファッションショーです。2019年11月に第一回目のショー「美しい砂浜」を開催しました。

 

 

吹上浜とは?

 

日本三大砂丘の一つであり、海亀の産卵地でもある砂丘海岸

 

 吹上浜は鹿児島県西部のいちき串木野市・日置市・南さつま市にかけての砂丘海岸です。東シナ海に面し、長さ約47kmの砂丘は日本一の長さを誇り、日本三大砂丘の一つとされています。ウミガメの上陸頭数も多く、雄大で美しい砂浜なのですが、よく見ると無数の漂流物(ゴミ)が散見されます。定期的に地域住民の有志によってクリーン作戦が行われるのですが、毎日のように流れ着くゴミを全て拾うことは困難です。

 

 

 

 

なぜ開催するのか?

 

自身のやりたいことで地域の魅力を高め、いつの間にかに環境美化にも繋がる緩さ

 

 情熱家・博多 和宏は20年間に渡り衣服制作を中心に様々な創作・表現活動を行ってきました。2007年、鹿児島県日置市吹上町に活動拠点を移したことをきっかけに、自身の創作活動と並行して「芸術による地域振興・地域つくりの実践」を主旨としたワンダーマッププロジェクトを企画運営するよになり、地域(吹上町)の発展とアートの社会的地位の向上に注力してきました。2009年から10年間に渡り開催した芸術祭「吹上ワンダーマップ」では述べ300名以上のアーティストが参加し、10万人を超える動員数(10年間の延べ人数)を記録しました。2018年の第10回開催を機に休止しましたが、その後も博多は自身の創作活動(直接的にやりたい事)を通じて地域への貢献ができないかを模索し続けました。そんな中、2018年の冬にたまたま吹上浜で拾ったゴミに興味を惹かれ、作品の素材とするようになりました。自身の創作活動のみの為に始めたゴミ拾いでしたが、毎日拾っていると自然と環境問題についても考えるようになり、また吹上浜のゴミを拾う行為は地域貢献にも繋がるものだったので、ゴミで衣装作品をつくる創作をライフワークとする事にしました。海洋汚染やマイクロプラスチック等が世界的な問題となっている昨今ですが、やりたい事をやっていたらたまたま環境美化に繋がったという「緩さ」は存外に大切な事かもしれません。声高に環境問題を叫ぶのではなく、アート(ファッションショー)を楽しんでいただく事でいつの間にかに環境問題に対する意識が高まり、砂浜が綺麗になっていた。となるようなショーをつくりたいと考えます。

 

 

 

コンセプト

 

ゴミ拾いの欲求を高める

 

  私の創作は「鑑賞者に楽しんでいただく事」を一番重視しております。しかし今回の作品では扱う素材(拾ったゴミ)の関係で、環境問題とどうしてもリンクしてしまい、説教くさい作品になってしまう恐れがあります。できる限りそういったものを感じさせないショーにしたいのですが、環境問題を切り離すことはできませんし、無理に切り離すべきでもないと考えます。
 ゴミから生まれた美しいドレスや面白い形を観ることで、「ゴミって素材として面白い!私もゴミを拾いたい!ゴミで何か作ってみたい!」と思っていただけるような、『ゴミ拾いの欲求を高める』をコンセプトにショー作品を制作したいと考えます

 

 

 

参考作品

 

2019年11月に開催した「美しい砂浜」の中で10点のゴミ製ドレスを発表しました。
※画像はポストカード用にデザインしたものです。

 

 

 

ショーのイメージ

 

吹上浜を肌に感じながら鑑賞する

 

 ショーの会場は吹上浜(入来浜)を予定しております。来場者には吹上浜の風、砂、海の匂いを肌で感じながらショーを楽しんでいただきます。
1日の中で時間を変えて複数回ショーを行うことで(陽のある時間と陽の沈む時間など)、ロケーションの変化も楽しめるものにしたいと考えます。

 

 

 

入場料金

 

無料

 

 

 

同時開催

 

やさしいマルシェ

 

 ショー当日にはマルシェイベントも同時に開催します。「やさしいマルシェ」をテーマとし、できるだけ環境に負担をかけないように配慮しながら実施します。
やさしいシェは「やどかりマルシェ」さんが運営を担当します。

 

 

 

 

グッズ

 

 PASSION SHOW「Beautiful Sandy Beach」のグッズを制作・販売いたします。

 

吹上浜ガラのアクセサリー

 

 衣装作品の素材としては不向きな小さなサイズのプラスチック片はアクセサリーの素材として使用します。レジンで固めたり、熱で溶かし固める事で鮮やかで美しいピアスやブローチ、ネックレスをつくることができます。「吹上浜ガラ」とは、模様を表す「柄」と(建築現場から出る)ゴミを表す「ガラ」の二つの意味を表しています。

 

アクセサリー販売サイト(BASE)

 

 

ポストカード

 

 各ドレス作品のポストカードを制作販売します。

 

 

その他

 

 ゴミのフィギュア等も制作・販売を予定しております。

 

 

 

『ゴミ拾いチケット』の販売

 

ゴミ拾いチケットとは!?

 

 情熱家カズヒロハカタが吹上浜でゴミを拾いを行うチケットです。

※1 ゴミ拾いを行う日時は指定できませんが、実施する際はメールにてお知らせ致します。また、SNS(twitter、facebook等)でも発信します。
※2 youtubeのチャンネル名は「ゴミコレ吹上浜」です。
※3 ストックの内容は専用サイト(公開)で確認できます。
※4 ドレスを制作する場合はチケット5枚~10枚分程度のゴミが必要です。
※5 作品の販売はBASE・その他で行います。販売時の入金方法等の詳細はメールでやり取りさせていただきます。

ゴミ拾いチケット販売サイト(BASE)

 

 

 

 

開催概要

 

タイトル PASSION SHOW「ゴミコレ吹上浜2020」

 

開催日  2020年 秋

 

開催場所 吹上浜(入来浜)

 

制作者  KAZUHIRO HAKATA (博多 和宏)

 

主 催  吹上ワンダーマップ実行委員会

 

協 賛  ティエム開発、福田石油店、Bar Comfort、吹上金融クラブ

※協賛企業様は随時更新していきます。また、協賛企業様の募集も行っておりますので、興味のある企業・店舗様はお問い合わせください。

 

 

 

開催の意義、開催後の展望

 

吹上浜を代表するアートイベントの1つにしたい

 

 吹上浜のイベントとして一番有名なものは南さつま市が主催する「吹上浜 砂の祭典」ですが、それに負けないものを吹上町でもつくりたい、「吹上浜を代表するイベントを吹上町で開催したい」との想いで2019年に第一回のゴミコレクションを開催しました。多くの方々のご理解とご協力によりイベント当日には沢山のご来場があり、様々なメディアにも取り上げて頂き大きな反響がありました。手探りで始めたプロジェクトでしたが、このプロジェクトは吹上町を世間にPRできるものだと改めて確信しました。昨今の環境問題に対する社会情勢にもマッチしており、来場者・地域住民の皆様、そして協賛企業様をはじめとする関係者の皆様にイベントを楽しみながら環境への関心を高めて頂けたことは有意義なことだったと思います。また、イベント会場にはご来場頂けなかった方々にもメディアやwebを通じて大きな関心を持って頂けました。この流れが途切れない様に2回目のイベントを開催することはイベントの定番化の第一歩だと考えます。10年続くイベントにするためにも、2回目だからと油断・慢心せず今開催を大切に進めて参ります。  もちろん、博多 和宏のアーティストとしての評価を高める事と、ご協賛いただける企業様のイメージを向上させることも重要な目的です。プロジェクトを進めていく過程や、その成果物(ショー当日)を公開することで、その2つの目的も果たせるように努めます。  吹上浜を代表するイベントとなる可能性は2019年の初回よりも大きくなっていると考えます。結果がすぐに出るものではありませんが、一つ一つ丁寧に取り組むことで実現させたいと考えます。

 

 

 

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